Author:鳥居祐一
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米軍基地ディエゴ・ガルシアの深相
インド洋はるか沖合にあるディエゴ・ガルシア島は、米軍のアジア戦略基地の中でも最重要基地の1つになっている。
ディエゴ・ガルシアは遠洋の孤島のようであるが、音速の戦闘機、戦略爆撃機にとっては、インド洋の遠海ディエゴ・ガルシアはアジア全域を監視するに十分な戦略基地である。
ディエゴ・ガルシアには、戦闘機、爆撃機の常駐に加え、航空母艦、原子力潜水艦が寄港し、アフガニスタン戦争では、ディエゴ・ガルシアがアフガンへの戦略爆撃の最大拠点となった。アジアの戦争は、このディエゴ・ガルシアが担当する。
この島は英国領であり、米軍は英国の許可を得てこの基地を使用している。アジア戦略において、米国が英国の許可を得て動いている事、米国が英国の出先機関である、という事実が浮かんで見えて来る。
世界中のインターネットを盗聴監視する軍事衛星監視システム、エシェロンは、カナダ、オーストラリア等、かつての大英帝国のネットワークを使い、米国がそれを借り受ける形で行われている。
技術と費用、運営の労力は米国が出し、エシェロンによる盗聴の成果は英国が「入手」する。そこには米国の「君主」英国と属国=米国の関係が浮かんで来る。エシェロンの最重要情報の最終的な解析地は、大英帝国のネットワークであるニュージーランドに置かれている。情報分析の最重要基地は、ワシントンにもニューヨークにもハワイの米軍基地にも置かれて居ない。
米国の政治の中心地ワシントンDCは英国領土であり、ワシントンDCの住人は米国で選挙に投票する権利が無い。なぜなら米国の政治の中心地ワシントンDCは英国の領土であり、英国の支配下にあるからである。
ところで、英国王室のその運営を「担当させられている」のは英国王家であるが、英国王室の「所有権」は、ローマ・カトリック教会=バチカンにある。バチカンの財政を握り、その権力を握って来たイエズス会は、元々軍事組織でありテンプル騎士団に源流を持っている。従ってテンプル=イエズス会の軍事戦略を読解しないと、米国のアジア戦略は読めない事になる。
※注・・イエズス会=テンプル騎士団については、拙稿「ブッシュ大統領=フリーメーソン??」を参照。
また織田信長、徳川家康に鉄砲と火薬を与え、徳川幕府を創立させたのが軍事組織イエズス会であり、明治維新において、海援隊等幕末の「勇者」達に資金と武器を与えていたのもイエズス会である。従って日本近世、近代の政治史は、イエズス会の「あやつり人形」=戦国武将と海援隊等により動いて来た。
テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
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崩壊する民族、宗教国家の枠
イスラム、特に厳格なイスラム原理主義では、酒を飲む事も女性が肌を露出させたファッションをする事も厳しく禁止されている。
このイスラム原理主義を採用する国イランの首都テヘランでは、最近、酒を自由に飲ませるバーやクラブが次々乱立し、そこではタンクトップ姿のイラン女性がヒップホップを踊っている。美容整形を専門にする医療機関も流行している。
かつて崩壊寸前の共産主義国ソ連でも、禁止されていた酒を自由に飲ませるバーが流行し、そこでは欧米のロック・ミュージックが流れ、ロシア人達が踊っていた。彼等はやがてソ連という国を見捨て、西欧に向かって逃げ出し、ソ連という国家は崩壊した。
アラブ首長国連邦のパーム・アイランドでは、4000社ものイラン企業が欧米のビジネス慣行と市場原理に従って事業を行い、その利益がイラン政府を経済的に支えている。それがイランという国家の実態であり、その実態に合わせて飲酒もタンクトップも美容整形もテヘランでは流行している。
テヘランのバーやクラブには、欧米のバーやクラブと同じ光景がある。
経済制裁を受けたはずのイランは、原油スポット市場で自由に原油を売り捌いている。
イスラム対キリスト教、核兵器開発を巡るイランと米国の政治的対立。宗教的対立、政治的対立は、既に経済の前に膝を折って屈服し、崩壊している。
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米国・中国の日本壊滅作戦
パキスタン南部のグワダル港を軍用港として、中国が利用を開始した。
米国・日本のシーレーン=原油運搬ルートに対し、中国が軍事的な監視、妨害が可能な「軍事体制」が出来上がりつつある。
台湾問題のみでなく、世界の「海域支配権」を巡り、いつでも中国と米国は「暗黙の共同作戦」として「戦争を開始」出来る状況になりつつある。
米国・中国の「共同作戦」とは、もし米国・中国がパキスタンを潰そうと計画すれば、グワダル港を巡り米国・中国が「表向き」軍事対立し、パキスタンを舞台に米国・中国が戦争を起こせば、パキスタンを焼け野原に「出来る」と言う事である。
日本の米軍基地問題で、日本を舞台に中国・米軍が紛争を起こせば、米国・中国のアジア戦略において邪魔な日本を「焼け野原」に出来る。中国が正面から日本に軍事攻撃を行うのは支障があるので、中国と軍事同盟関係にある北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込んでも同じ事である。
なお中国と北朝鮮の軍事同盟は、北朝鮮がどこかの国と軍事問題を引き起こせば、自動的に中国もその相手国と戦争状態になるという、「自動発動条項」になっている。従って、北朝鮮のミサイル問題で、中国がその問題に関知していないという事は有り得ない。また、中国の原子力空母建設を担う米国米軍が、中国の核兵器戦略=北朝鮮の核ミサイル開発に関与していない等という事も原理的に有り得ない。
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