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DATE: CATEGORY:反米

勢力立春。春は名のみだが、冬が厳しいほど春の喜びは大きい。もう1か月半もすると本格的な春だ。昨年は冬とはいえないような冬だったから、今年の方が冬らしいのだが、ブログばかりやっていて身体を鍛えていないので、ちょっとした気温の変動が体にこたえるようになった。それに、本業も政治状況も見通しが悪く、鬱々として気分は全く晴れない。私は過去に過労と因果関係のありそうな大病を得たこともあるが、その時と比較しても今の方が気分が暗い。年末だったか年始だったか、TBSテレビの「NEWS23」に五木寛之が出演していて、「欝の時代」などと笑いながら言っていたが、その軽さに腹が立った。気力を振り絞ろうにも内心が折れてしまっていて、体が思うように動かない。笑いごとではないのである。それでもブログは、毎日とはいかないがなんとか更新できる。この時代の閉塞状況を記録できるだけ、まだ私などは恵まれているのだろう。中学生の25%がうつ状態になる(厚生労働省2006年報告)なんて、私が子供の頃には考えられなかったことだ。そんな時代を招いてしまった責任は、私の世代やさらに上の世代にある。その責任を考えると、この閉塞状況を破る挑戦も、私たちの世代が率先してやらなければならないとつくづく思う。

岩国市長選が告示されたが、次期大阪府知事の橋下徹が、一昨年岩国市で行われた米空母艦載機移転をめぐる住民投票について、井原前市長に対して「憲法を勉強しろ」と批判し、前市長がそれに反論したそうだ。核武装論者に憲法を勉強しろと言われるとは思わなかった。バカバカしくて何も言う気にならない。岩国市長選に関しては、「なごなぐ雑記」 が熱心に追っているので、ご参照いただきたいと思う。

今週は米大統領選に向けての二大政党の候補者争いの山場といえる「スーパーチューズデー」もある。それも気になるところだ。

しかし、なんといっても気がかりなのは国政だ。昨日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」には竹中平蔵と木村剛が出演しており、形だけ司会者席にいるテレ朝の小川彩佳という女性アナウンサーに「カイカクの必要性を痛感しました」と言わせて悦に入っていた。その露骨な新自由主義のプロパガンダは、正視に耐えなかった。

半ば朦朧とした意識で、PCに向かいながら断片的に番組の音声を聴いていただけなので、誤りならご指摘いただきたいが、木村剛が唐突に耐震偽装事件に関してヒューザーの小嶋元社長がスケープゴートだと主張したり、ライブドア事件で逮捕・起訴された同社の堀江元社長を再評価したりするのを聞いて、今頃何を言ってるのかと思った。

耐震偽装事件とライブドア事件の2件は、新自由主義改革に対する揺り戻し、というか旧保守の復権を賭けた挑戦だったと私は考えているが、結局、おそらくは国交省の意向に沿って、姉歯元建築士、ヒューザー、イーホームズの三者にすべての責任を押しかぶせる形で終息した。しかし、自ら耐震偽装を行った姉歯はともかく、ヒューザーとイーホームズに関してはスケープゴートに過ぎなかったことは以前から指摘されていたし、真に責任をとるべきは国交省であったことについては、イーホームズ社長の藤田東吾氏が告発している通りだ。そして、木村剛が番組で言っていたように、同じことをやってもヒューザーは「耐震偽装」とされて摘発され、大手メーカーは「鉄骨強度不足」で放免されたのだが、それを招いた原因の一つは、1998年の建築基準法改正による基準の緩和であり、これは「規制緩和」という新自由主義の思想に基づいて導入されたものだ。それを、代表的な新自由主義者である竹中平蔵や木村剛がなぜ批判できるのだろう。頭からいくつものクエスチョンマークが出てきた。しかし、「サンプロ」は彼らの批判が正当であるかのような印象を視聴者に与えようとしていた。堀江貴文について、木村剛が「私は彼をあまり好きではないけれど」と言いながら再評価するに至っては、言うべき言葉が出てこない。以前からわかっていたことではあるが、テレビ朝日が新自由主義を宣伝する支持のテレビ局であることをはっきり示した、そんな番組作りだった。田原総一朗が新人女性アナの小川彩佳に、「テレビ朝日に入って良かったでしょ」と言うに至っては、激しい吐き気がした。田原の娘は、テレビ朝日でプロデューサーをやっているのだ。

思えば2年前、ライブドアが強制された直後の「サンデープロジェクト」で、田原は変わり身早く、新自由主義批判に転じようとしたことがあった。しかし、野口英昭氏変死事件に番組で言及した田原は、どこかから脅されたのか、すぐに追及の矛を収めた。そして、偽メール事件で野党の追及が鈍ると、田原は元の新自由主義支持へと戻ったのだ。

そんな「サンプロ」だったが、今回ここまで露骨に一方的な新自由主義の宣伝をやるとまでは想像がつかなかった。竹中と木村を呼ぶなら、彼らに批判的な論者を1人でも呼ぶのが普通のジャーナリズムの感覚だろう。しかしテレビ朝日はそれさえもせず、ひたすら新自由主義改革を宣伝し続けた。これは、自民党の福田康夫と民主党の小沢一郎が、「改革離れ」を競ったり、「大連立」をもくろんだりしていることに対する、新自由主義側の本格的な反撃だと思う。彼らは、テレビ朝日を完全に制圧した。

では、解散総選挙はいつになるのか。これについては、「サンプロ」に出ていた朝日新聞の星浩編集委員が、福田首相は果たせなかった父・福田赳夫元首相の宿願であるサミット出席と解散はなんとしてでもやろうとするはずだから、秋口になるだろうと予想していた。なるほどと思わせられる、説得力のある予想だった。思えば安倍晋三は、祖父の果たせなかった憲法改定に執念を燃やした。福田康夫は、大平正芳に思わぬ敗戦を喫した父が果たせなかったサミット出席と解散に執念を燃やす。おそらく、それ以上の政治的野望は持っていないに違いない。現実の政治は、理念によって進められるのではなく、権力者の感情に大きく左右されるのである。

「政治の季節」はまだまだ続きそうだ。

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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済

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