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DATE: CATEGORY:杉並からの情報発信です

■ 銀行が他人の預金を基に膨大な「通帳マネー」を作る仕組み!

私は昨日(12月4日)のブログ記事【我々は今「資本主義」のどの段階で生活
しているのか?】で、我々は今「超金融資本主義」の段階で生活してい るこ
と、「超金融資本主義」では「実体経済」をはるかに超える「投機マネー」が利
益を求めて暴走し「実体経済」を破壊し始める「資本主義」の最終 段階である
と書きました。

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/6c8c64dd895800aca69b3eec55979430

何故「投機マネー」が「実体経済」を破壊するほどまでに膨張したのか、その原
因を理解するには「通帳マネー」を生み出す銀行の仕組みを理解するこ とが肝
心です。

▼ 「通帳マネー」が生み出される銀行の仕組み!

以下に具体的な例で説明します。

1)Aさんが100万円を民間銀行に預金します。

2)Aさんの預金通帳には100万円の「お預かり」と印字されます。

3)一方銀行の帳簿にはAさんの100万円が「現金」として資産計上されます。

4)日銀への積み立金の法定準備率をわかり易くするために10%とします。

5)銀行は100万円の10%に当たる10万円を日銀に積立金として当座に預
け残りの90万円をB氏に金利年3%、5年60回分割の条件で貸し付 けします。

6)銀行はB氏へ90万円を貸付ましたが、90万円を「現金」で貸し付けたの
ではなくB氏の預金通帳に「90万円貸し付け」と印字しただけです。

7)ここで注意が必要です。銀行がB氏に貸した90万円が金利と共に「現金」
として銀行に全額返済されるのは5年後です。しかしこの「通帳マ ネー」の仕
組みでは、貸した90万円が現金として直ぐに返済されたという前提で90万円
を新たに貸し出すことができるのです。すなわち10%の9 万円を日銀に積み
立てた残りの81万円をC氏に新たに貸し出せるのです。

8)銀行は81万円をC氏に融資します。81万円がすぐに現金で全額返済され
たとの前提で81万から日銀への積立金10%=8.1万を差し引いた
71.9万円を新たにD氏に貸し出すことが出来るのです。

9)銀行は最初A氏が預けた100万円の「現金」を基に、企業や個人への貸出
を132回繰り返すと約900万円の「現金」でない「通帳マネー」を 生み出
すことになります。

10)現在の日銀の法定準備率は0.01%ですので、銀行はA氏が預けた「現
金」100万円を基に企業や個人への貸出を13、200回繰り返して 約9億円の
「現金」でない「通帳マネー」を生み出すのです。

11)これこそが銀行が独占的に持っている「信用創造特権」なのです。

▼ 銀行から「信用創造特権」をはく奪すべし!

銀行にだけ与えられた「信用創造特権」で生み出される「通帳マネー」は膨大な
額の「投機マネー」となって「実体経済」を破壊し始めています。

「投機マネー」は世界人口1%の強欲な「特権・利権」勢力が独占されていま
す。彼らは利益と支配を求めて「実体経済」への破壊攻撃を繰り返してい るの
です。

1986-1990年 日本の「平成バブル」発生と崩壊
1997円 「アジア通貨危機」*タイ、インドネシア、韓国が大打撃を受けた
1999-2001「ITバブル」発生と崩壊
2002-2007年 米国の「サブプライム住宅バブル」発生と崩壊
2008年9月 「リーマンショック」
2009年 「世界金融危機」
2011年 米国危機、ギリシャ危機、イタリア危機、ユーロ危機、日本危機

我々「実体経済」を支える99%の「世界市民」は、銀行から「信用創造特権」
をはく奪し「通帳マネー」の発生を止め「投機マネー」を根絶しなけれ ば、明
るい未来はなくなるのです。

(終わり)


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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済

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