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DATE: CATEGORY:日本の風景

悪の華<本澤二郎の「日本の風景」(3383)

<どうなる憲法冒とく首相の次なる謀略>

 主権者である日本国民は、今回の参院選で、特定秘密保護法・戦争法制・共謀罪を強行した自公政権を圧勝させるという意思表示をしたことで、2019年危機は本物になってしまった。他方で、温泉気分で「ゆでガエル」になってしまった人々は「3分の2に届かなくてよかった」と安どしている。この認識は政治を知らない人間の楽観論でしかない。

 

 岸信介がどんな人物かさえも知らない世代が増えていて、しかも歴史を学んでいないために、歴史は繰り返されようとしていることに、国民の警戒感はすっかり薄れてしまっている。

 しかし、岸の孫の安倍晋三は、参院選後の記者会見で「与野党の枠を超えて、(改憲に必要な)3分の2を得られるよう、これを練り上げていきたい」との大本営作戦を、進んで打ち明けている。

 

<野党議員への買収工作本格化で3分の2確保>

 これは堂々の中央突破作戦である。戦争国家への野望は、7年以上前からだが、いよいよ本格化させる、そのための自公圧勝選挙であった、とのアベ認識を公然とひけらかしたものである。

 自公維三党の改憲極右勢力は、いまや3分の2議席の大台に手を伸ばせば届く距離にある。数人の不足分は、買収すれば事足りる。安倍の言う「与野党の枠を超えて」という意味である。

 

<金で動く政治屋ばかりの永田町>

 ネット掲示板には、それなりの情報や判断がちりばめていて、多少の興味をひいたりしているが、所詮はど素人の域を出ていない感情論が多数だ。

 国会議員と政党についての、本性を分かっているとはいいがたい。善人の集まりではない。野心と野望の世界、利権と悪しき名誉の世界である。生き馬の目を抜くケダモノの世界である。

 

 本など読んだこともない、憲法を知らない獣だらけというと語弊があろうが、当たらずとも遠からずだ。国民の代表者としての自覚のない輩が、特に政権に近い政治屋の中に目立つ。

 金で動く政治屋ばかりといっていい。したがって3分の2の壁は、容易に突き崩せるのである。それが大きければ大きいほど「国民の意思で」との大義を振り回すことができる。

 2019年危機とは、憲法破壊のことである。日本と人類の宝である日本国憲法を破壊すると、この地球から正義が消滅、戦国時代を世界規模で招来させる恐ろしい環境が生み出されるだろう。東アジアだけの問題ではない。

 アジアの平和と安定の基礎は、ひとえに日本国憲法の成果と実績である。このことに日本国民とアジア諸国民は、とことん理解すべきであろう。最近は知らないが、70代以降の中国の学者や言論人は、なによりもこのことに深く留意していたものである。韓国にも、そうした研究者はいるはずである。

 

A級戦犯の遺言と日本会議のクーデター計画>

 東条内閣の商工大臣ゆえに戦争犯罪人として、巣鴨の刑務所に収監された安倍の祖父・岸信介は、米謀略機関のCIAと連携するや政界に復帰、首相の座を射止めた。このころから新聞は揺らいでしまったのだが、岸は日米安保改定を強行後、国民の怒りと反発で退陣を余儀なくされた。その後は憲法改悪に執念をたぎらせた。

 彼の目標は小選挙区制にあった。幸か不幸か小沢一郎・河野洋平・土井たか子らの努力で、これが細川内閣で実現してしまった。この恩恵を、今のアベ自公内閣は受けている。少数の民意で多数の議席を確保できる、この選挙制度によって、現在の衆院はすでに3分の2を確保、参院もあと一歩のところに来ている。

 武器弾薬国家を志向する1%財閥の悲願は目前なのだ。ゆでガエルは理解不能だろうが、まさに平和を愛する人類の危機といっていい。

 岸の遺言を全面的に支援する神社本庁や天皇教の日本会議の改憲工作は、いわばクーデターそのものである。

 

<新聞テレビは真実を国民に伝える義務がある>

 最初のクーデターが、公共放送のNHKを懐柔することだった。いまや改憲報道の主体は、読売からNHKに移行して、その破壊力は絶大である。

 繰り返しNHKからのアベ発言と世論操作報道によって、日本国民は翻弄されている。安直な改憲論を口にする若者も増えてきている。今回の自公圧勝も、突き詰めると、NHKの成果というべきだろう。

 放送法に違反するNHKを何とか本来の公共放送に改革するか、それとも解体するのか。今度の選挙で、NHKから国民を守る政党が1議席を確保した意味も大きい。NHK内部に支援者が多い証拠でもあろう。

 国連も警戒信号を発して久しい。

 新聞テレビは、真実を報道する義務が、最低限求められている。2019年危機は、新聞テレビによって、もたらされたものなのだから。

2019年7月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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