FC2カウンター


最近の記事


FC2ブログランキング


プロフィール

鳥居祐一

Author:鳥居祐一
FC2ブログへようこそ!


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


Excite自動翻訳


♪BGM

©Plug-in by PRSU


FC2ブログランキング


ブロとも申請フォーム


DATE: CATEGORY:オルタナティブ通信


国際社会の掲げる「正義」、の正体


書物短評  :  メアリー・カルドー  「新戦争論」  岩波書店



 シリア等、戦闘状態・政情不安定な地域・国々に、国連平和維持部隊が派遣される際、「国連は、あくまで公正・中立な立場で、警察機能を果たし、紛争の停止・話し合いによる解決を目指す正義の味方」であると一般的には考えられている。

かつてイラク戦争の際、戦争の「口実」となったのがイラクのサダム・フセインが核ミサイルを開発し、生物化学兵器を開発しているという事であった。実際に、サダム・フセイン体制が破壊され、イラク国内を詳細に査察した結果、イラクには核ミサイルも生物・化学兵器も存在しなかった。

その後、アメリカ政府は核ミサイル・生物化学兵器の開発という情報=戦争開始の理由が「誤り」である事を認めた。

この時、「国際社会の正義」というものが捏造されたデマである事を、世界は思い知らされた。そしてアメリカ政府が「誤り」を認めても、死んだイラク市民、米軍兵士=アメリカ市民の命は戻ってこない事も知らされた。

「かつて」サダム・フセインが核ミサイル開発・生物化学兵器開発を行った時、イラクに、その原料を販売したのがギリアド・サイエンス社であったが、この企業の経営者がドナルド・ラムズフェルドであった事は、ほとんど知られていない。イラクが核ミサイル・生物化学兵器を開発しているとしてイラク戦争を開始したラムズフェルド国防長官自身であった。

「これが国際社会の正義」の正体であった。


 国連平和維持部隊が、派遣先の現地で、罪のない武器を持たない一般市民を無差別に射殺し、市民の財産を強盗し、女性の強姦を繰り返している事は、日本国内では、ほとんど知られていない。

紛争の境界線地帯に、対立関係にある2つの村が存在し、その2つの村の間にある丘を、どちらかの村が占拠した場合、その丘から対立関係にある別の村への砲撃が行われるため、丘を国連平和維持部隊が占拠する作戦があった場合、その見晴らしの良い丘からは2つの村が銃器によって相互に大虐殺を開始したことが明確に確認できても、平和維持部隊は丘の上から、コーヒーを飲み、タバコを吹かしながら、その虐殺を見物している。「上官からの命令」は丘の占拠であり、丘の占拠によって給与が出る。命がけで紛争の仲介に割って入り、虐殺を止める危険性を冒す必要は「無い」。虐殺を止めても給与が増加するわけではなく、相互虐殺が始まっている情報を上官に伝達し、万一、仲裁に入る指令が下されれば危険に身をさらすのは平和維持部隊の兵士である。そのような「我が身にとって損な情報を、上官に伝達する馬鹿は存在しない」。丘の占拠によって給与が出れば良いという、「我が身の利益が優先される」。

しばしば定例的に行われている、深夜、服を着替え、強盗に仮装し、市民の家を襲撃し強盗・強姦を行う事によって、「所得の増加と快楽が得られる」、国連平和維持部隊の一部による闇活動。ここでも「我が身の利益が優先される」。

こうした国連平和維持部隊、国連の承認決議による多国籍軍の派遣といった「偽善の中身」が、本書には遠回しに示唆されている。



スポンサーサイト

テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


-


管理人の承認後に表示されます



copyright © 悪徳ペンタゴン打倒のために集まろう all rights reserved.Powered by FC2ブログ