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(2)新企画:市民による【新・日本国憲法草案】を作ろう!

①【憲法ほど守られていない法規はない】弁護士 安田好弘氏  
        
かつて 私は、憲法を感激をもって読んだことがあった。しかしいま読みえして
みると、そのようなものはまったくない。前文に至っては、素直に言っ て、そ
の内容も文章も実にくだらないとさえ感じられる。

全文は国民主権を宣言する。しかし、一条からはじまる本文の冒頭には、国民主
権に全く反する天皇制が規定されているではないか。また前文は絶対平 和主義
を謳う。しかし、現実に侵略されたときどうするのか。九条は戦争の放棄と軍隊
の不所持をいうだけで、自衛のための武力を行使するのか、たと え殺されても
非暴力を貫くのか、その指針さえ明らかにしない。無責任である。

基本的人権の保護にあっても同様である。十一条は、「国民は、すべての基本的
人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、 犯すこ
とのない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる」として、基本的
人権が永久不可侵の権利であると規定する。しかし、その次の十 二条、十三条

では、基本的人権は「公共の福祉」の範囲内においてのみ保障されるとしてい
る。これでは、おためごかしではないか。怒りさえ覚える。

死刑についても同じである。三十六条は、「残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ず
る」としてこれを禁止しておきながら、三十一条では「法律の定める手続 きに
よらなければ、その生命は奪われない」と規定して死刑を容認している。まった
くの自己矛盾である。

翻って考えると、憲法ほどまもられていない法規はない。それは、憲法が、一貫
した理念を持たず、その根底において曖昧で自己矛盾しているからだと 思う。
国民主権という限り、せめて総理大臣、官僚、裁判官、検察官、警察官らの公務
員を国民が直接選任あるいは罷免できるはずである。しかし、憲 法は、それさ
えも認めていない。

個別の条文にあっても、いかに憲法が守られていないかはいくらでも指摘するこ
とができるが、ここでは刑事司法における人権保護規定である三十一条 から四
十条に限って指摘する。

前述のとおり、三十一条は何人も法律の定める手続きによらなければ生命を奪わ
れることはないと規定する。しかし、現実には、だれが死刑を執行する のかさ
え法律に規定がなく、慣例上、拘置所の職員が執行させられている。

三十二条は何人も裁判を受ける権利を奪われないと規定しているが、私たちには
裁判官を選択する自由さえ与えられていない。

三十三条、三十五条は、現行犯の場合を除いて裁判所の令状が無いと逮捕される
ことはなく、捜索を受け押収されることもないと規定する。しかし、現 実に
は、裁判所が警察、検察の令状請求を拒否したことはほとんどなく、彼らのやり
放題である。最近では、預金保険機構や公安調査庁には令状なしに これらの行
為をする権限さえあたえている。まさに治外法権である。

三十四条は、弁護人選任権なくして拘留または拘禁されないと規定する。しか
し、服役による刑務所への収監や精神病院への強制入院など、弁護人を選 ぶ機
会さえ保障されていない。

三十六条は、拷問や残虐な刑罰を禁止している。しかし、警察や検察で行わなわ
れている密室における長時間の取り調べは拷問そのものであるし、刑務 所での
過酷にして暴力的な処遇は残虐な刑罰である。

三十七条は、被告人は公平な裁判所の裁判を受ける権利があり、証人を喚問する
ことができ、弁護人を依頼することができると規定する。しかし、被告 人には
国選の弁護人を選任することも解任することもできず、警察・検察が根こそぎ
持っていった証拠のうち被告人に有利なものは開示されることはな く、被告人
が請求する証人は、検察官が請求する証人に比して圧倒的に少数しか採用されて
いない。

三十八条は、自白を強制されないと規定し、これに反する自白は証拠とされない
と規定する。しかし、現実には、専ら自白させるために逮捕・拘留が続 けら
れ、そこでは、当たり前のように拷問や脅迫による自白の強制が行わなわれてい
る。裁判所はその自白を排除することが無いばかりか、むしろ有罪 の決め手と
して積極的に採用している。ひとたび拷問に屈して自白させられてしまえば、確
実に有罪となるのはが刑事司法の現実である。

三十九条は、すでに無罪とされた行為について刑事上の責任を問われることはな
いと規定している。しかし、無罪判決が出ても、検察は、有罪判決が出 るまで
控訴あるいは上告することが認められている。

四十条は、抑留または拘留された後無罪となった場合は、刑事補償が認められる
としている。しかし、その額は一日につき一万円程度の微々たるもので ある。

このように刑事司法の場面において、憲法はすべてにわたりまもられていないの
が現実である。

あれだけ外国を侵略し、たくさんの人たちを殺しておきながら、どうして、反省
し、外国人の人権を擁護し、人を殺さない憲法をつくることができな かったの
だろうか?私は、まともな憲法を作り、そしてそれを本当に守ることが、肝心だ
と思っている。

(転載終わり)



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