FC2カウンター


最近の記事


FC2ブログランキング


プロフィール

Author:鳥居祐一
FC2ブログへようこそ!


最近のコメント


最近のトラックバック


月別アーカイブ


カテゴリー


Excite自動翻訳


♪BGM

©Plug-in by PRSU


FC2ブログランキング


ブロとも申請フォーム


DATE: CATEGORY:杉並からの情報発信です


日本の与党は米国の侵略戦に荷担するための安保法案を整備するらしいが、そ
の先には破滅が待つ

2015.05.11 櫻井ジャーナル

http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/

アメリカの侵略戦争を支援するための法律を自民党と公明党は整備するようだ
が、将来的にはアメリカ軍に替わって侵略戦争を行うことを少なくともア メリ
カ の支配層は想定しているはずだ。

勿論、こうした法案は官僚がすでに作成、アメリカ政府へも報告済みだろう。4
月27日に外務大臣の岸田文雄と防衛 大臣の中谷元はニューヨークでアメリカ の
ジョン・ケリー国務長官やアシュトン・カーター国防長官と会談、新しい「日米
防衛協力指針(ガイドライン)」を発 表、29日には安倍晋三首相がアメリカ 議
会の上下両院合同会議で演説し、その中で「安全保障法制」と「TPP(環太平洋
連携協定)」を強調したが、その延 長線上に今回の法案はある。

現在のアメリカを動かしているのは1992年に作成された「ウォ ルフォウィッ
ツ・ドクトリン」。 これは、国防総省のシンクタンクONA(ネット評価室)で室
長を務めてきたアンドリュー・マーシャルの戦略をベース にして、ポール・
ウォルフォウィッツ国 防次官(当時)、I・ルイス・リビー、ザルメイ・ハリル
ザドといったネオコンが作成したDPG(国防計画指針)を指 している。

マーシャルは冷戦時代にソ連脅威論を宣伝、核戦争計画の中心にいた。ソ連消滅
後は中国脅威論を叫び始め、ジョー ジ・W・ブッシュ大統領もマーシャルの宣伝
マンを務めていた。

DPGはアメリカを「唯一の超大国」と位置づけ、潜在的なライバル、つまり西
ヨーロッパ、東アジア、旧ソ連圏、南 西アジアを潰すという方針を示してい
る。当然、日本も含まれるのだが、日本の支配層は「私益」を「国益」の上に置
き、日本の自然とそこに住む人びとをア メリカの支配層へ売り飛ばそうとして
い る。

ウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官による
と、このドクトリンが作成される 前の年にウォ ルフォウィッツはシリア、イラ
ン、イラクを殲滅すると話していたよ うだが、DPGをベースにしてネオコン系シ
ンクタンクのPNACは2000年に「米国防の再構築」という報告書を公 表、その中
では東アジアを重要視してい る。キエフでクーデターを指揮していたビクトリ
ア・ヌランド国務次官補の結婚相手、ロバート・ケーガンも含まれてい る。

日本もウォルフォウィッツ・ドクトリンに合わせて動き始める。1994年に細川護
煕政権の諮問機関「防衛問題懇談 会」が作成した「日本の安全保障と防衛 力の
あり方」に国防大学のスタッフだったマイケル・グリーンとパトリック・クロー
ニンが反発、1995年にジョセ フ・ナイ国防次官補は「東アジア戦略報 告」を発
表する。そこから今回の安保法案までつながるわけだ。当然、この法案のベース
はウォルフォウィッツ・ドクト リンで、アメリカ支配層の世界制覇が目 的。
TPPも同じ流れの中にある。

1999年にアメリカ/NATOは偽情報(拙著『テロ帝国アメリカは21世紀に耐えられ
ない』に内容が書かれてい る)を広めながらユーゴスラビアを先制 攻撃、その
際にスロボダン・ミロシェビッチの自宅や中国大使館も攻撃している。これ以
降、アメリカ/NATOは東方 への侵略を開始、ロシアに迫っていく。 そうした攻
撃的な政策にロシアが対応すると西側の政府やメディアは激しく攻撃してきた。
アメリカが軍隊を東へ進めて ロシアが近づいてくる責任はロシアにあ るという
のが、そうした人びとの主張。

ウォルフォウィッツ・ドクトリンを実行する上で好都合な出来事が起こったのは
2001年9月11日のこと。ニュー ヨークの世界貿易センターとワシントンDCの国防
総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されたのである。

ジョージ・W・ブッシュ政権は詳しく調査することなくアル・カイダが実行した
と断定、アル・カイダ系武装集団を弾 圧していたイラクを2003年に先制攻 撃す
る。その口実に使われた「大量破壊兵器」の話が嘘だということは、開戦の前か
ら指摘されていた。そうした情報を かき消すように「進軍ラッパ」を吹き続 け
ていたのが政治家、「専門家」、記者、編集者といった類いの人びとだった。そ
の結果、イラクは破壊され、多くの非 戦闘員が殺された。支離滅裂な話だが、
ともかくサダム・フセイン体制を倒すことに成功、ウォルフォウィッツのプラン
は前進した。

侵略されたイラクでは建造物が破壊され、多くの人びとが殺されている。西側は
見えないところで殺された人は殺され ていないことにしているようだが、医学
雑誌ランセットに発表されたジョンズ・ホプキンズ大学とアル・ムスタンシリヤ
大学の共同研究によると開戦から 2006年7月までに約65万人が死亡、イギ リス
のORB(オピニオン・リサーチ・ビジネス)は、2007年夏までに約100万人が殺さ
れたという推計してい る。この数字が最も現実に近そうだ。

2010年には「アラブの春」が始まり、翌年の初めにアメリカ/NATOはペルシャ湾
岸の産油国やイスラエルとリ ビアやシリアの体制転覆プロジェクトを 始めた。
リビアではNATOの空爆、アル・カイダ系のLIFGが地上軍というコンビで体制転覆
に成功するのだが、シ リアではまだ戦闘が続いている。そして 昨年2月、アメ
リカ政府はネオ・ナチを使い、ウクライナでクーデターを成功させた。ウクライ
ナはブレジンスキーがロ シアを服従させるポイントだとしていた 国だ。

この間、アメリカ政府は嘘をつき通しで、その嘘を西側のメディアは宣伝してき
た。ドイツなどではネオコン/シオニ ストの狂気に気づいて軌道修正を図り、
メディアも嘘の付き方が穏やかになった。ドイツの有力紙、フランクフルター・
アルゲマイネ紙(FAZ)の元編集者、 ウド・ウルフコテが自著の中で、ド イツ
を含む多くの国のジャーナリストがCIAに買収され、例えば人びとがロシアに敵
意を持つように誘導するプロ パガンダを展開していると告発した影響も小さく
はないだろう。

かつて、日本の新聞は戦争を煽って東アジア侵略を後押し、中国で日本軍は1500
万から2000万人を殺したと言 われ、ドイツとの死闘で殺されたソ連人 はそれよ
り多く、2400万人に達すると推計されている。ドイツの死者数は550万人から690
万人。それに対し、 日本は250万人から300万人だとい う。中国やソ連に比べれ
ば、犠牲者数がひと桁違う。日本のマスコミが歴史から学んだことは、負けても
犠牲はこの程度 で済むということなのかもしれないが、 次の戦争は遥かに悲惨
なことになるだろう。





スポンサーサイト
コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



copyright © 悪徳ペンタゴン打倒のために集まろう all rights reserved.Powered by FC2ブログ