敵国イランを密かに支える米国=イスラエル
「ロックフェラーに代わる石油新勢力?とナチス」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/110061011.html
「イランと米国の対立は『まやかし』」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/100341144.html
「リゾート、パームアイランドの貴金属商」より続く。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/52322145.html
1985年、世界の石油業界を揺るがす大事件が起こる。
米国オクラホマ・テキサスで大手石油企業として活動してきたゲッティ石油が、後継者不足から身売りを決定した。
ゲッティ石油は、米国政府が、リビア、イラン、イラク等の「敵対国」に経済制裁を加えると、密かに「米国の敵国」に乗り込み、米国政府が輸出禁止を行っている原油を買い付け、スポット市場で売り捌く「落穂拾い」を行う企業であった。
70年代のオイルショックのような「表向き」の原油不足は、原油高騰でロックフェラー等のオイル・メジャーに莫大な富を、もたらした。
一方で、原油を加工・販売する「実需スジ」にとっては、このゲッティ石油の「アングラ活動」により、国際社会は深刻な原油不足に陥る事を回避する「緩和剤」を手に入れて来た。
こうして、米国政府も「安心してイラン等に経済制裁を行えることが出来た」。イスラエルも「安心して中東戦争を行う事が出来た」。
そして、ゲッティに原油を買い取ってもらったイラン等は、経済制裁下にあっても、「窮地に追い込まれ暴発する危険が回避されて来た」。窮地に追い込まれたイラン等が、米国のボスであるイスラエルに本格的な軍事行動を起こし、米国が「ボスに顔向け出来なくなる事態」も回避されて来た。
こうして、ゲッティ石油と米国政府は、「飴とムチ」という2面作戦で国際社会をコントロールして来た。米国チェイニー副大統領のボス=マーク・リッチが、「米国の経済制裁下でイランの原油を買い付け続けて来た、と言う虚構」、米国のイラン経済制裁、イラン核開発問題の「本質・正体」は、これである。
このゲッティ石油の本拠地は、世界最大の金融市場であるロンドンの、サットンプレイスにあった。
イスラエルの大富豪が集住する高級住宅地サットンプレイス。イスラエルの富豪以外が住宅を買い付けようとすると、様々な妨害、住宅の買占めによる「事実上の排除」が行われる、このサットンプレイスに、ゲッティ石油の支配者ゴードン・ゲッティは72部屋の、チューダー王朝建築の豪邸を所持していた。
ゲッティは、まぎれもなく、イスラエルの石油業者であった。ゲッティは、表向き信仰していた宗派とは全く別の、敬虔な、ユダヤ教徒であった。
イスラエルを壊滅させる、と豪語するイラン等への経済制裁を行って来た米国。そのイランをゲッティ石油=イスラエルの大富豪が、影から支えて来た。
イスラエルを壊滅させると称し、中東紛争を起こしてきたイランの「経済的実権」は、ゲッティ=イスラエルが握っていた。
米国・ヨーロッパの軍事産業を「統括する」イスラエルの自作自演が、繰り返される中東「紛争」の正体であった事が、ゲッティの軌跡に明確に浮き彫りになっている。
このゲッティ石油の後継者不足による身売りで、真っ先に名乗りを上げたのがロックフェラーの部下の企業乗っ取り屋、ブーン・ピケンズであった。
後に日本のトヨタ自動車ツブシを狙い、トヨタの部品メーカー小糸製作所の乗っ取りに来日するピケンズである。
2008年、現在、ピケンズは世界の「水支配」を狙い、各国・各地の水源地の買収ファンドを運営している。
ピケンズに続いてゲッティ買収の名乗りを上げたのは、85年当時、世界最大手の石油会社であったペンゾイルの経営者ヒュー・リードキであった。
父ブッシュ元大統領は政界に進出する以前、テキサス州を中心にサパタ石油と言う企業を経営していたが、その共同経営者であったのが、このリードキである。リードキは、その後、サパタの株をブッシュ一族に買い取ってもらい、その売却資金で新たにペンゾイル経営に乗り出した経緯があった。
リードキはゲッティ一族と深い親交があり、リードキの親友で、ペンゾイルの油田掘削機械を独占的に納入していた「マシーン流通屋」のビル・ボヴェアドの妻は、ゲッティ石油の重役ジャック・ロスの娘という関係であった。
さらにリードキの経営するペンゾイルの顧問弁護士事務所が、ヒューストンのベーカー・ボッツ法律事務所であり、その経営者ジェームズ・ベーカー3世は、父ブッシュの財務長官・国務長官を歴任する。
リードキは、ロックフェラーの別働隊であった。
ブッシュ=石油王ロックフェラー一族は、リードキ・ゲッティを経由し、「敵国イラン」と通じていた。そしてビル・ボヴェアドの供給する掘削マシーンの心臓部=ダイヤモンドは、ロスチャイルドが提供していた。
後に2代目ブッシュ大統領の行う、「イラン経済制裁」が、自作自演の「茶番劇」であった事が明確になる。
なお、ゲッティ石油の取締役を長年、務めて来たローレンス・ティッシュは、青年時代の元FRB議長アラン・グリーンスパンを、米国金融界に紹介した「恩師」である。ティッシュは、金で殺人を請負うイスラエルの「殺人株式会社」の顧問弁護士である。
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